鹿児島の知覧茶「煎茶プレミアム」おいしいお茶の淹れ方を茶師十段に教わる。

今回は、鹿児島の知覧茶「煎茶プレミアム華」の紹介となりますが、その会社の3代目で茶師十段の池田研太さんにおいしいお茶の淹れ方をリモートで教わり、そのとおりにやってみたら、これまでに味わったことのないうまいお茶をいただくことができた。という話です。

みなさんコロナ禍のなか、家でいろんなことなされていると思います。
これまで私のまわりでは、料理をはじめた(多い)、Netflixで韓国ドラマにはまった(すごく多い)、YouTubeで70年代の音楽をジャンルを問わないで楽しんでいる(やや多い)、レコードを聴くためにオーディオを揃えた(一人)、白シャツの汚れの首輪をとるために専用のエリソデ洗剤を使うようになった(私)、泥ネギをプランターに植えて毎日新鮮なネギを食べるようになった(これも私)などありますが、「ところで、何すんべーか」と、そろそろネタ切れという方も多いのではないでしょうか?
でも、なかには、せっかくBe born in this world(この世に生を受け)、何か大切なことを忘れてはいやしないか? 何だろうこのぽっかり空いた穴は?と自己問答し、「そう、そう私ってこれがやりたかったんだ!私って冴てる」と、新たなトライを見つけた方々もおられることでしょう。

で、私の場合、「日本茶(煎茶)をおいしく飲みたい、その淹れ方を自分のものにしたい」というのが浮かびました。それはなぜか?というと、ちゃんとした淹れ方を知ったら、これまで味わったことのない、とんでもなくおいしいお茶を日々いただけるのではないか、と。コーヒーばかりの生活に一石を投じ、何か楽しいことが待っているのではないか、という、いい予感がしたからです。冴えてるけど遅いかな。
準備といったって新しい急須(いただきもの)と湯呑み茶碗(長崎波佐見焼980円)と料理温度計(100円)、水(宮崎県霧島天然硬水100円を2本)を買ったぐらいですが、これで鹿児島の知覧茶「煎茶プレミアム華」を淹れてみたら、まぁ聞いてください。

お茶の味は変化があります。
私が一番おいしいと感じたのは、もちろん、注ぎたてはうま味とほのかな渋みが調和して晴々とした美味さがありますが、今回の発見は甘いものが口の中から消えかかるとき(甘さが弱まったとき)に飲むお茶、この清々しさがよかった。まだまだ説明不足ですので、これから煎茶の味の七変化を掘り下げていきたいと思います。

茶師十段、池田研太さんから学ぶ。茶師とは?

みなさん、家ではどんなお茶を飲んでいますか?
産地のこだわりもありますし、どのくらいの価格まで許せるかというのも重要です。私の場合はなんとなく100g1000円。茶葉の目安は二人分で5g、2煎まで飲むと1杯あたりの単価12.5円とかなりリーズナブル。

さて、今回お茶の淹れ方を教えてくださったのが、日本に15人しかいないという茶師十段の池田研太さんですが、茶師十段がどのくらい凄いかというと、その難易度、半端じゃない。

茶師とは、プロ中のプロの真剣勝負の場「全国茶審査技術競技大会」で、味・香り・外観などでお茶の品種や生産時期、生産地などを判定する「茶審査鑑定技術」を競い合い、最高位十段は、この65年続く大会で研鑽を続けた超の付く達人だけが取得できるものなのです。
(全国茶審査技術競技大会に毎年100人出場するとし、これまでのべで6500人出場したとして15人の取得者の場合、合格率0.0023%、ちなみに超難関の司法試験2019年は34%でした)

池田研太さんは小さい頃からお店の2階で育ち、門前の小僧はお茶の匂いに敏感になったと言います。

審査はどのようなものか、お茶のプロが130人参加したある年を調べてみると、以下の通り。

まず、「競技は視覚・臭覚・触覚・味覚ときには第六感を働かせ、下記の4つの審査で競技が行われ、40点満点で個人戦・団体戦を競います」とある。

第1審査:浸出による茶品種鑑別競技(荒茶)5点
茶の品種(ゆたかみどり・おくみどり・さえみどり・やぶきた・おくゆたか・めいりょく・あさのかの中から5種類)を判定する。

第2審査:外観による生産茶期別判定競技(荒茶)5点
生産茶期5種類(1・2・3番茶を各1種類、他にいずれか2種類)を外観から判定する。

第3審査:外観による生産地判定競技(仕上茶)10点
本団に所属する各都府県の茶業青年団から提出された10種類の煎茶の外観から生産地を判定する。

第4審査:内質による生産地判定競技(仕上茶)20点
5種類の煎出液から産地茶(5箇所)を判定する。

いやはや凄い世界です。池田さんは平成19年に個人戦で全国7位、23年4位、25年に十段に輝き、29年には鹿児島が団体戦で全国優勝。

池田十段のおいしいお茶の評価基準

1日で、鹿児島のお茶だけで多い日には1400〜1500点みるそうです。
よしあしの判断は、蒸しの酸化状態や色、香り、水色、触感など。
左、春に摘採された知覧茶の一番茶が「煎茶プレミアム華」。右は一番茶から約45日程度で摘採された二番茶の「さつま撫子」。
一番茶は煎茶の味の主成分とされるテアニンが二番茶の3倍以上ありうま味が多い。

池田さんに、お茶のおいしい評価基準を伺いました。

1香りの甘さ

2うま味の広がり

3のどごし

4イガイガが残らない、あと口のよさ

5鼻に抜ける甘い香り

お茶を入れたときの浸出液の色を「水色(すいしょく)」といいますが、「煎茶プレミアム華」はエメラルドグリーン

私的解釈、一番茶の淹れ方

(茶葉2人、5g、水は宮崎県霧島天然硬水)

1沸騰したお湯を、湯呑み茶碗に入れて湯ざましする。

2湯呑みに入れたお湯、80°見当で冷めたら茶葉を投じた急須にゆっくり注ぐ。(以外とお湯は冷めやすい。料理温度計は役に立つ)

3そのままふたをして鼻歌なんか歌い40~60秒待つ。

4急須を揺さず、少しずつ湯呑みに注ぎ分ける。
(味、濃さが均一になるように交互に注ぎ分け、2煎目も美味しくいただくために最後の一滴まで出しきる)いただくときは70°が適温。

茶葉を通常の1.5倍にしてみたら、もちろん濃いのだが、うま味、渋みも増し、いわゆる濃茶ならではのキックの強いおいしさが感じられた。
また、飲むときの温度が70°と65°では、温度が低い方が、なめらかな気がしたが何かが物足りない。これはカップ麺の少しでもぬるいときの失望感と同じ。

では、70°を超えたらどうか?熱いのは体が緊張し、なぜか飲むときに口がとんがってしまう。(これ意外と見られているんだよね)

それから、やはり甘いものがあるとお茶の魅力は倍増する。
今回は池田さんが監修したFUJIYA「カントリーマアム 匠の抹茶」を茶菓子にしてみた。(zoom取材したその日がたまたま発売日だった)

池田さんの紹介もなされ、抹茶と玉露を練り込んで焼き上げたクッキーで甘さ控え目。コンビニのキャッシャー前にたくさん並んでいた。お店の人に聞くと売れています、と一言。私はこんな茶師さんに教えを乞うたのだとちょっと自慢したい。

最初に抹茶クッキーを口にすると、お茶のうま味、ほのかな渋みに対して抹茶のコクと甘さが引き立ち、やはり濃いお茶で、その両者を出迎えたいと思った。その点、濃さとコクに定評のある鹿児島知覧茶は甘さを上手に包んでくれます。

また、一口、二口とお茶がすすむと、クッキーを食べた口のなかの甘さが弱まり、薄くなり、そのさなかにいだだくお茶の味は格別の味わいがありました。
お茶の甘さがクッキーをまろやかに洗い流し、何かちょうどいい感じがあるのです。これが今回の新しい発見でした。ちなみに水道水で沸かしたお湯でも同じように味わってみましたが、やはり格段に味が落ちますね。

お茶に詳しい方ならば、「何の何の作並は、まだまだじゃ」とご意見のある方も多いと思いますが、しかし私はこれで甘いもの(あんぱん、まんじゅう、お団子、カステラ、これからは桜餅など)のひとときを充実させ、エリがきれいあんな白いシャツをパリッと着て、泥ネギで免疫力をアップさせコロナ禍を乗り越えていきます。

最後になりますが、鹿児島知覧茶の茶園をご覧ください。また、池田製茶さん本店の古い店舗の写真もあります。こちら昭和でしょうか、めちゃいい雰囲気です。
それではみなさん、おいしいお茶のひとときを甘辛、甘辛しながら、この「煎茶プレミアム華」で和んでいただければ幸いでございます。

文:作並太郎

(商品スペック)

鹿児島知覧茶煎茶プレミアム華100g・3袋セット
3,240円(税込※送料込み)

ご購入はコチラ

・原材料名:緑茶    
・内容量:100g×3袋    
・保存方法:常温保存。高温・多湿を避け、移り香にご注意ください。

煎茶プレミアム華 ティーバッグ 3袋セット
3,240円(税込※送料込み)

ご購入はコチラ

・原材料名:緑茶    
・内容量:240g(10g×8P ×3袋)
・保存方法:常温保存。高温・多湿を避け、移り香にご注意ください。

さつま撫子100g 4袋セット
3,240円(税込※送料込み)

ご購入はコチラ

・原材料名:緑茶    
・内容量:100g×4袋    
・保存方法:常温保存。高温・多湿を避け、移り香にご注意ください。

製造者:池田製茶株式会社 鹿児島市南栄3-11
https://ikedaseicha.com/

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